2024年冬にお届けする鼓童の最新作は、韓国太鼓(チャンゴ)演奏家のチェ・ジェチョル(崔在哲)氏をゲストに迎えた特別共演作品。「身体性、音楽性、精神性」この三本の柱を足元から見つめ、新しくも奥深い、そして鼓童らしさを兼ね備えた舞台をお楽しみください。
==================
太鼓を叩きながら、山を登ってみる。
太鼓を叩きながら、坂をくだってみる。
海風に吹かれながら、山々に響く太鼓の音に耳をすます。
何時間もそうしていると、自分の意思で叩いているのか
自然にその音が鳴っているのか、分からなくなる。
「歩みの中から、生まれてくるリズム」
世界中の民族音楽は、常に「動作」と共にある。
重心の上下運動やその緩急、筋肉の緊張と緩和の連続が
必然的に音楽として反映されていく。
それらを1人1人の体験と体感として
この舞台の中心に置いてみたい。
演出 住吉佑太
==================
演出|住吉佑太
出演|太鼓芸能集団 鼓童、チェ・ジェチョル(崔在哲)
鼓童出演者(予定)|中込健太、小松崎正吾、住吉佑太、地代純、鶴見龍馬、北林玲央、木村佑太、平田裕貴、定成啓、中谷憧、新山萌、野仲純平
主催|京都芸術大学 舞台芸術研究センター
後援|京都市教育委員会、京都新聞、KBS京都
企画・製作|北前船
==================
鼓童|
太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。以来世界50以上の国と地域で7,000回を超える公演を行う。近年では初音ミク、MIYAVIらとの共演など活動の幅を広げている。2023年、令和5年度文化庁長官表彰。